シックハウス症候群の主な原因と対策
2020/09/10
シックハウス症候群の症状は、頭痛がしたり目がちかちかしたり、のどに違和感を感 じたりと様々です。なぜこのような症状が感じられるのかというと、それにはいくつ かの原因が考えられます。 その一つがカビやダニによるものだと言われています。目に見えないカビやダニが、 室内に舞い散ってシックハウスの症状を引き起こします。また化学物質が原因のこと もあります。この場合、室内の塗料や接着剤に含まれる化学物質が人体に影響を及ぼ しているのだと考えられます。 ではシックハウス症候群に対する予防はどのようにしたらいいのでしょうか。基本的 な対策としては、窓を開けて換気を良くするということが挙げられます。カビやダ ニ、それに化学物質も室内を密閉していると多く発生しますので、窓を開けて風通し を良くすることで大幅に軽減できます。また窓を開けることに加え、換気扇を回すと 一層効果的です。 それから体の代謝を高めることもシックハウス症候群を予防することにつながりま す。もし体に有害な物質が蓄積されていても、代謝を高めて汗をかくことで体から排 出されるといわれます。そのため日ごろから適度な運動をするなどして汗をかくよう にすると対策になります。 さらに体調を整えることも予防につながります。体調が悪かったり自律神経が乱れた りしていると、シックハウスの影響を受けやすくなりますので、栄養バランスのよい 食事と十分な睡眠をとって、体調を整えることも大切です。