数年前、母が骨折した時のことを、先日自分が捻挫した時に思い出してしまいました。
それはお盆の前、お墓の掃除から帰宅した後のことでした。私は既に嫁に
行っている身ですが、車を出すために付き合ったので、そのまま一緒に実家に
帰って冷たいものを飲んでいた時の話です。母はまだ太陽が出ているうちから
ビールを飲み、ひと仕事終えた達成感を満喫していました。私は車なのでも
ちろんソフトドリンク。アイスコーヒーを飲んでいました。
缶ビールを3本ほど飲んだ母が、思いついたようにバルコニーに行って
墓掃除の道具を整理しだした時に、事件は起こりました。
お酒が入ってふらついた拍子に、足をひねったようです。
その時は、本人も痛くないから問題ないでしょ、と楽観的に見ていたので、
私は自分の家族の夕食を作るため、そのまま帰宅。それきり、私もそのことは
忘れていました。それから2日後、母から電話が来て、
「奈良の整形外科に入院することになったから手伝って!」といきなり言われました。
どうやら、墓掃除の翌日に、足がぼっこりと腫れて、それでも捻挫だと思って
一日放っておいたら、赤黒く変色してしまったそうです。そして、これはまずい
と思って整形外科にかかった結果、足首の骨折と診断。手術が必要ということで、
そのまま入院の手続きに至ったそうです。
母自身も一旦帰宅はしましたが、その日のうちに整形外科にもどらなければ
いけなかったので、身の回り品を揃えるのは、私の仕事となりました。
出産以来入院したことのない母ですから、入院に何が必要かもよくわかっていません。
とりあえず思いつくものを持って行って、足りなければ私か父が買って届けることにして、
急ごしらえの入院準備を終わらせました。
そうして母の入院生活が始まったのですが、怪我での入院は、病気と違って
元気なわけですから、ご飯が不味いだのビール飲みたいだの、
文句が多くて看病する方も疲れました。早く退院してくれ!と思っていたら、
二週間かかるところを、10日で退院してくれました。歳を取っても元気な人は羨ましいですね。
それから数年たちますが、母はいまだに病気一つしません。