都心で3LDKマイホーム購入。
結婚1年目、30歳の2015年春竣工の都心のマンション、3LDKを購入しました。
購入のきっかけは主人が「今すぐマンションを買いなさい」という本を読んですっかり感化されてしまったことと、タイミング同じくして当時住んでいた中央区内の賃貸マンションの近くに三井の新築分譲マンションができるという情報が入って来たことでした。
①超低金利で借入しやすい今の金融環境下で買っておくべき。
②購入時より高く売却できる可能性がある都心の地価が下がらないエリアでマンションを買うべき、という教えにすっかり影響されすぐにモデルルームに行きました。
元々立地もとても気に入っていたのですが、モデルルームでのマンションの開発プロジェクト紹介のVTRで住環境、このエリアが将来どうなるか、等すごくわくわくさせるイメージ画像やパースを見て、きっと将来も高い資産価値を持つだろうと感じてしまいました。
不動産や金融のことはわからなかったですが、不動産業界で働いている先輩たちの話では、今は金利は低く借入条件は良いけれども、建築費は高く住宅の価格(坪単価)もとても高いので買う時期じゃないとか散々言われました。
今のようないわゆる景気が良い時は消費者の消費も活発になり銀行もローンを貸してくれやすいので、少ない頭金で(例えば預貯金がそんなにない世帯でも)家を買いやすいという良い条件もありますが、物価も高いし東日本大震災以降建築費がどんどん高騰しているため価格設定がとても高いのだそうです。
実際にタワーマンションでも戸建住宅でも景気が悪い時の1.5倍くらい価格が違ったりもするそうです。
だから、景気が悪化し物件価格が下がって銀行の融資が受けにくい時期に、ローンが組めて安い価格で買えるように今はお金を貯めておいたほうが良い、と聞きました。
なるほどとも思ったのですが、私たちは買いました。
頭金は私の退職金と結婚のお祝いで両親にもらったお金を使いました。
頭金は、購入価格の10%くらいは入れてほしいと三井の人に言われました。
借入の金額は、目安で年収の6倍くらいが限界と聞きました。
結果的に価格の15%くらいの頭金を入れ、ローンは主人だけの名義で、年収の4倍くらいの額を借入しました。
ローンの返済は、返済総額が毎月固定の元利均等、期間は35年。
迷いましたが35年固定金利を選択しました。
変動金利は0.775%、固定金利は1.8%くらいで悩みましたが35年間のうちに景気のアップダウンが何度かくる事を考えるとこの選択にそこまでのとてつもない差は出ないと考えました。
たしか不動産投資のコンサルタントをしている知人にも固定金利を勧められたと思います。
住宅ローン低金利の波に乗り購入しまた形になりましたが、購入後はそれ以上に低金利が進み、あの時買ったのは正しかったのかどうか、固定金利は正しかったのか、もはやよくわかりません。
でも、きれいで気に入って第一希望の最上階の部屋で、地方の家族や友達も泊まりに来てくれかけがえのない存在です。
人生で1回の買い物と言われますが、立地や時代によっては資産価値はそんなに落ちないというのもあながち当たっているのでそんなに縛られることはないと思っています。
また家族が増えたりしたら買い替えも積極的に検討したいです。